東大より医学部?学歴より資格を求める時代に

若者の理系離れが懸念されている現在ですが、実は少しずつながら理系進学希望者は増える傾向が見られています。

特に顕著なのが女性の理系進学者の増加で、今では研究職全体の約14%が女性というかなりの割合にまで食い込む勢いを見せています。

なぜ今理系が注目されているかというと、それはやはり不景気が長引くことにより就職先を見つけることが難しくなっているため専門的な資格や技能を身につけそこからキャリアパスが作りやすい職業に就きたいと考える学生が増えているということになります。

また少子化の影響で「全入学時代」とも言われる希望をすれば誰でも大学に入学できるという、最高学府としての大学の意義が薄くなってしまったことにより、学歴ではなく資格によって自分の市場価値を高めようというしっかりした現代の若者の思想が見えてきます。

どの学校に進むかではなく何を勉強したか

この傾向は進学希望者の間だけでなく、その保護者にも強く見られているようです。

有名中学や有名高校では、その実績をアピールするためにどの大学に進学をしたかということよりもどの学部を出てどんな資格を取得した卒業生がいるかということを前面に出すようになってきています。

中でも学校を卒業することが資格取得の条件となるような、医師や看護師、医療系技師といった医療系や、建築士や土木系の管理資格がとれる学部は人気が集中する傾向にあります。